不眠症の改善

不眠症の改善には副交感神経系に影響の大きい頚椎の調整が大切になってきます。

副交感神経は体をリラックスさせる神経で、この神経系に圧迫があると、神経が興奮して寝つきが悪くなります。

私事ですが、不注意から首を傷めてしまい、3日程眠れませんでした。

痛くて眠れないのでは無く、何だか目がさえて眠れないんですね。

疲れているのに眠れない・・・大変でした。

仕事柄、頚椎の副交感神経系の影響は分かっていたので、自分の師匠に頚椎を矯正をお願いしました。

効果はてきめんで、その日から布団に入ってすぐにぐっすり眠れるようになりました。

私の場合は頚椎の1番のズレで神経の圧迫がありましたが、頚椎の副交感神経系への影響を自分自身で再認識できる出来事でした。

薄くなった椎間板を治す方法とは?

レントゲン上で薄くなった椎間板を指して「ここが悪いですね〜」と言われた事はありませんか?

これは、椎間板がすり減っているわけではありません。

椎間板内部の水分が減少し、しぼんでいるのです。

寝ている時を除き、椎間板は常に体重による圧迫を受けています。

その為、椎間板内部の水分量は1日のうちでも変化します。

朝から夜にかけて椎間板内部の水分量は減少し続け、身長も1〜2cm縮みます。

そして、寝ている間にまた水分は補給されます。

椎間板の薄くなっているところというのは、この水分の循環がうまくいっていないところなのです。

水分の循環がうまくいかない原因としては、ひとつは背骨の歪みが考えられます。

背骨の歪みを治療することで、水分の循環がスムーズになり、椎間板の厚みはある程度回復します。

これが、カイロプラクティックの背骨の矯正が椎間板症に有効とされている理由です。

静脈瘤とヒラメ筋トリガーポイント

ふくらはぎの静脈瘤やむくみはヒラメ筋のトリガーポイントと関係があります。

ヒラメ筋には足から心臓に向かって血液を還流させるポンプの働きがあります。

ヒラメ筋の動きが悪くなったり、立ちっぱなしや座りっぱなしでヒラメ筋を動かしていないと、静脈瘤や足のむくみの原因となります。

ヒラメ筋に発生したトリガーポイントはヒラメ筋の動きを悪くするだけでなく、直接、静脈を圧迫して血行障害を起こし、静脈瘤や足のむくみの原因となります。

トリガーポイント治療でトリガーポイントを解消し、予防の為にこまめに歩くようにしてください。

座りっぱなしになることが多い人は、「貧乏揺すり」も血行不良を緩和し、静脈瘤やむくみの予防をするという観点からは効果的です。

ボクサーの拳の治療

ボクシングや空手では拳の怪我はつきもの。

骨折しなくても、打ち所が悪くて拳を傷めることはしばしばです。

特に、中手指節関節(MP関節)の亜脱臼が多く、基節骨が前方に変位している人を多く見かけます。

基節骨の変位を矯正することで、なかなか治らない拳の痛みに改善が見られるようになります。

肋骨の痛み

コンタクトスポーツなどでしばしば見られるスポーツ障害として肋骨の痛みがあります。

肋骨の骨折・肋軟骨の捻挫以外にも、肋骨の変位による痛みが存在します。

呼吸に伴って肋骨が痛いというのは骨折の恐れがありますが、

息を吸った時だけ痛い、息を吐いた時だけ痛いという場合は、骨折では無く肋骨の変位による痛みの可能性が強いです。

肋骨は呼吸に合わせて上下に動くのですが、肋骨が上方にズレていると息を吸った時に痛みが起こり、下方にズレていると息を吐いた時に痛みが起こります。

このような肋骨の痛みのある場合は、肋骨の矯正を行うと矯正直後に痛みが軽減します。

肋骨を矯正して、肋軟骨の炎症が無くなれば痛みは消えますので、数日は安静にし、アイシングを続けて下さい。

鉢植え作業

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昼休憩の合間にせっせと鉢植え作業。

店構えは和風ですが、鉢植えはあえて崩して洋風にしてみました。

ピンクの花(たぶんペチュニア)は10月頃まで花がつくそうですよ。

綺麗ですね。

後ろのウサギはちょっとやり過ぎた感がありますが・・・。

ところで5年前に開院祝いに頂いた「幸福の木」ですが、花屋さんによると幸福の木では無いそうです。(写真左)

本物の幸福の木は葉っぱが大きめで柔らかいのが特徴らしいですよ。

う〜ん・・・うちの院には本物はありませんね。

今、思えば私がお祝いに送った幸福の木にも本物は無かったような・・・。

本物は寒さに弱く室外で育てるのが難しい観葉植物で、写真のものは寒さにも強く室外でも平気だそうです。

枯れないので私はこちらの方が好みですが・・・。

名称詐称は魚やキノコしかないと思ってたら観葉植物まであるなんて・・・。

月経不順(生理痛)緩和のトリガーポイント

月経不順(生理痛)と関連するトリガーポイントは腹直筋の下の方に発生します。

ヘソの下〜恥骨にかけて、お腹をマッサージしましょう。

ツボで言うと関元の付近をしっかりマッサージすると良いです。

ここをしっかりマッサージすることで生理痛による腰の痛みも緩和します。

もちろん、トリガーポイント鍼治療も良く効きます。

サッカーW杯出場決定

本田圭佑選手のPKで追いつき同点。

W杯出場決定。

素晴らしいですね。

午後のニュースで本田選手の特集してましたが、

「自分では気が緩んでないと思っていても、気が緩んでいるもの。

それをどう引き締めれば良いかというと、くどいほど自問自答するしかない。

大丈夫か?準備は出来ているか?とくどいほど自問自答できるかがキーポイントだと思います」

という本田選手の言葉が印象に残りました。

結果を出せる男の言葉は重みがあります。

仕事にも言えることですね。

くどいほど準備を周到にすることでムラの無い良い仕事ができるのだと思います。

アキレス腱の痛みの治療

スポーツ障害で頻度の高いアキレス腱痛。

アキレス腱には下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)が付着しており、アキレス腱の張力を弛緩させる為には下腿三頭筋のトリガーポイントを解消する必要があります。

下腿三頭筋のトリガーポイント治療は比較的容易で、治療に加えて、自宅でもアキレス腱のストレッチをやって頂くと早期回復が可能です。

問題は、アキレス腱の更に深部にある後脛骨筋から痛みが出ている場合。

後脛骨筋はアキレス腱の深部にありますが、痛みはアキレス腱に出ます。

なかなか回復しない慢性的なアキレス腱痛の原因は、ほぼこの筋肉にあります。

トリガーポイント治療でも少し時間はかかりますが、こまめなアキレス腱ストレッチと並行して行う事で確実に治す事ができます。