レントゲン上で薄くなった椎間板を指して「ここが悪いですね〜」と言われた事はありませんか?
これは、椎間板がすり減っているわけではありません。
椎間板内部の水分が減少し、しぼんでいるのです。
寝ている時を除き、椎間板は常に体重による圧迫を受けています。
その為、椎間板内部の水分量は1日のうちでも変化します。
朝から夜にかけて椎間板内部の水分量は減少し続け、身長も1〜2cm縮みます。
そして、寝ている間にまた水分は補給されます。
椎間板の薄くなっているところというのは、この水分の循環がうまくいっていないところなのです。
水分の循環がうまくいかない原因としては、ひとつは背骨の歪みが考えられます。
背骨の歪みを治療することで、水分の循環がスムーズになり、椎間板の厚みはある程度回復します。
これが、カイロプラクティックの背骨の矯正が椎間板症に有効とされている理由です。