ストレートネックの治療とは

昨日、テレビでストレートネックの治療をやっていたみたいですね。

今日は朝から患者さんも、その話でもちきりでした。

それだけ皆さん、自身のストレートネック、ひいては肩こりを気にしておられるのだなぁと感じました。

私は番組を観ていないのですが、患者さんの話によると、骨と骨の間を指で引っ張って空間を広げて治していたとの事。

なるほど。これはモビリゼーションまたは筋膜リリースと呼ばれるテクニックです。

骨と骨の間に局所的に牽引を加えることによって、関節に付着する靱帯、筋肉にストレッチをかけ、関節の動きを滑らかにするテクニックです。

頸椎の関節は動きが正常であれば前湾のカーブを描くような構造にできています。

それが、脊柱起立筋、特に深部にある多裂筋が疲労や外傷で硬くなると頸椎カーブがストレートになるような強い張力が働きます。

それがストレートネックです。

ストレートネックを治す為の方法として私は3つの治療を行っています。

1つはテレビでされてたのと同じく、モビリゼーションや筋膜リリースで関節の可動性を正常化する。

2つめは、多裂筋のトリガーポイントを治療することによってストレートネックの原因となる張力を弱める。

3つめは、関節の運動を妨げる関節の不整列をカイロプラクティックテクニックで矯正する。

この3つの治療を患者さんに合わせて行っています。

ストレートネックは治ります。

ストレートネックが治せる先生もたくさんおられます。

テレビでされていたのと同じ治療ができる先生も他にもたくさんおられると思いますので探してみて下さい。

お近くの方は当院まで。

インフルエンザの予防接種は効果が無い?

気候の変化かインフルエンザになったという患者さんがチラホラ・・・

この時期のインフルエンザはB型が主で、インフルエンザの予防接種は冬場に流行るA型のワクチンである為、今の時期のインフルエンザには効果が無いらしいです。

しかもワクチンで対策しているA型に関しても、インフルエンザはウイルスの変性が急ピッチで進む為、冬の流行期の途中でもほとんど効果が無くなるみたいです。

やはり、対策は、手洗い・うがい・マスクが基本ですね。注意してください。

塩トマトは今が旬です

皮がとても甘く硬い熊本産の塩トマト。

今が旬です。

甘味と酸味のバランスが絶妙で、皮が硬くフルーツのような食べごたえなので毎日のように食べています。

トマトに含まれている栄養素リコピンは、体の老化の原因となる活性酸素を除去する働きがビタミンEの100倍あると言われています。

昨年はトマトジュースダイエットが一瞬ブームになりましたが、今では下火ですね。トマトジュースも店頭に普通に並んでいます。

成人病、認知症、癌、皮膚のシミ、シワの原因となる活性酸素を除去するリコピンは熱に強く、トマトジュースやトマトケチャップのように加工した製品でも効力は落ちません。

老化防止にトマトのある生活を送ってみてはいかがでしょうか?

腰痛予防にハムストリングのストレッチ

腰痛予防にストレッチ。

どうやって伸ばしますか?

デスクワークや運転など長時間椅子に座る事の多い人なら、立った姿勢で腰をぐ〜っと後ろに反らすのも良いですね。

重い荷物を持ち上げる事の多い人なら膝を抱えて背筋を丸めるストレッチが有効です。

ですが、全てのタイプの腰痛改善や予防に行って欲しいストレッチがハムストリングのストレッチです。

膝を伸ばして、腰をぐ〜っと曲げる有名なストレッチです。太ももの裏をしっかり伸ばします。

この筋肉が柔らかくなれば、ほとんどの腰痛の症状は軽減されます。

ストレッチをしてもなかなか柔らかくならないという人は、ハムストリングにトリガーポイントができている可能性があります。

ハムストリングが硬いという人は、一度、トリガーポイント治療を受けてみて下さい。

大きな柔軟性の改善に驚くはずです。

部分痩せは可能か?

お腹の脂肪を取りたい。
足を細くしたい。
良い運動はないだろうか?

こんな質問をよく受けます。

結論から言うと、ある部分の脂肪だけを落とす部分痩せは不可能です。

しかし、引き締める事は可能です。

ベタですが、お腹を引き締めるには腹筋運動。足を細くするにはランニングが良いです。

ただ、それだけではダメで、脂肪を落とすにはカロリー制限は絶対にしなければなりません。

食事と運動、どちらにも気を遣ってこその美しいプロポーションという対価であると思います。

それらに取り組んだ上でなお、お腹のたるみがとれない場合は、腹直筋にトリガーポイントができている事があります。

腹直筋にトリガーポイントができていると筋肉の張力が低下し、下腹がたるみます。

この場合はトリガーポイント治療により、お腹が引き締まります。

五十肩、四十肩

五十肩、四十肩、よく聞かれますが全く同じ病気です。

およそ五十歳くらいで体の疲労が抜けにくくなり、自然治癒力の低下から体に様々な痛みや症状がでるようになることから、

五十歳前後で起こる可動制限を伴う肩痛を五十肩と言います。

四十歳でも自然治癒力は低下傾向にあるので四十肩という言葉が使われるようになりました。

原因は主にローテータカフ(肩の回旋腱板)を構成する筋肉の疲労です。

若い時は血流も良く、簡単に抜けた疲労も、年齢とともに疲労が溜まりやすくなり、やがて肩に強い痛みを起こします。

若い時は日にちを置けば回復した肩の痛みも、自然治癒力が低下傾向にある四十歳以降は、悪化の一方をたどり、ついには全く肩を動かせないほどの痛みを起こします。

五十肩、四十肩はトリガーポイント治療が大変効果的です。

早期回復の為には、自分の自然治癒力を過信せず、でき早めに治療を受けることが大切です。

頚椎ヘルニア

元阪神の赤星選手の引退の原因となった頚椎ヘルニア。

頚椎ヘルニアは、赤星選手のように頭頚部に強い負荷がかかって起こります。

しかし手にシビレがあって椎間板が薄くなってるから頚椎ヘルニアと診断されたという患者さんが当院にチラホラ来られます。

椎間板が薄くなって神経を圧迫すれば頚椎ヘルニアというわけではありません。

椎間板から髄核の突出が確認できなければ、頚椎ヘルニアではなくただの頸椎症であることがほとんどです。

頸椎症はカイロプラクティック治療で充分に治る病気です。

首の痛みや手のシビレ、肩のこりでお悩みの方は、レントゲン写真を持ってカイロプラクティックを受診してみて下さい。

フラックスシードオイルの効能

フラックスシードオイル(亜麻仁油、シソ油とも言う)は、炎症を軽減し免疫力を強化するEPAと脳神経機能を安定化するDHAが豊富に含まれている為、以下のような効能があります。

・悪玉コレステロールを減らす
・善玉コレステロールをふやす
・アトピー性皮膚炎を軽減する
・花粉症の症状軽減
・美肌効果
・免疫力強化
・認知症予防
・うつ病予防

フラックスシードオイルは酸化しやすい為、調理には向きません。

熱を加えず、開封後は早めに飲むようにしましょう。

EPA、DHAをサプリメントで摂取するのも良いと思います。

足の親指がつる時は・・・

足の親指がよくつるという人は、前脛骨筋と呼ばれる筋肉の疲労を疑って下さい。

この筋肉は、足のスネの骨の際(前面)についています。

足の疲れをとるツボとして有名な足三里のツボもこの筋肉の上にあります。

足三里のツボを押したり、前脛骨筋のトリガーポイント治療を行う事で、足が疲労が回復し、症状を改善する事ができます。

足がつりやすい人

カルシウム、不足していませんか?

今の時期、水分の摂取不足で足がつる人はほとんどいません。

カルシウムは運動やカフェイン摂取で失われます。

緑茶、コーヒー、紅茶をよく飲む人は、カルシウムが不足しがちになり、足がつりやすくなります。

ふくらはぎの筋肉にトリガーポイントが発生しても、足がつりやすくなります。

この場合は、トリガーポイント治療により改善がみられます。

最近、足がよくつるとい人は、カルシウム不足とふくらはぎのトリガーポイントを疑ってみて下さい。