昨日、テレビでストレートネックの治療をやっていたみたいですね。
今日は朝から患者さんも、その話でもちきりでした。
それだけ皆さん、自身のストレートネック、ひいては肩こりを気にしておられるのだなぁと感じました。
私は番組を観ていないのですが、患者さんの話によると、骨と骨の間を指で引っ張って空間を広げて治していたとの事。
なるほど。これはモビリゼーションまたは筋膜リリースと呼ばれるテクニックです。
骨と骨の間に局所的に牽引を加えることによって、関節に付着する靱帯、筋肉にストレッチをかけ、関節の動きを滑らかにするテクニックです。
頸椎の関節は動きが正常であれば前湾のカーブを描くような構造にできています。
それが、脊柱起立筋、特に深部にある多裂筋が疲労や外傷で硬くなると頸椎カーブがストレートになるような強い張力が働きます。
それがストレートネックです。
ストレートネックを治す為の方法として私は3つの治療を行っています。
1つはテレビでされてたのと同じく、モビリゼーションや筋膜リリースで関節の可動性を正常化する。
2つめは、多裂筋のトリガーポイントを治療することによってストレートネックの原因となる張力を弱める。
3つめは、関節の運動を妨げる関節の不整列をカイロプラクティックテクニックで矯正する。
この3つの治療を患者さんに合わせて行っています。
ストレートネックは治ります。
ストレートネックが治せる先生もたくさんおられます。
テレビでされていたのと同じ治療ができる先生も他にもたくさんおられると思いますので探してみて下さい。
お近くの方は当院まで。