EPAで花粉症対策

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スギ花粉が終わり、ヒノキ花粉のシーズンになってまいりました。

毎年、例年の〜倍と表現される花粉症。そのうち死人がでるのでは?と心配になります。

ヒノキ花粉にアレルギーをもつ私は、EPAのサプリメントで花粉症対策しています。

鍼灸で花粉症対策できないの?とよく言われるんですが、商売抜きで言うと、なかなか難しいのではないでしょうか。(鼻の通りを良くするとかはできます)

でもあえて鍼灸で・・・となると、副腎皮質の機能を高める為に、腎兪をはじめ背部兪穴に刺鍼し抗炎症作用のある副腎皮質ホルモンの分泌を促進するのが良いかと思われます。

カイロプラクティックで胸椎8番〜12番を矯正するのもアレルギーに対する抵抗力を高めてくれます。これは結構効果的で、アトピーなんかのアレルギー反応にもよく効きます。

自分でできる対策となると・・・やっぱり炎症を軽減する作用のあるEPA摂取が手軽で良いですね。

正座は膝に良い

「正座は膝に悪いからしない」という人が大変沢山いらっしゃいます。

こちらが膝痛予防の生活指導として正座を推奨しても、まず聞いてもらえません。

理由は、お医者様が「正座は膝に悪い」とおっしゃるから。

一部のお医者様は、正座の姿勢が軟骨(半月板)を圧迫すると言いますが、実際に正座が原因で軟骨がすり減るという証明はされていません。あくまで推測で語っているにすぎないのです。

むしろ、生活が洋式になり、正座をしなくなってから膝に痛みがでるようになったという人の方が圧倒的に多いのです。

理由は、正座をしなくなって大腿四頭筋の柔軟性が低下したから。

大腿四頭筋は膝蓋靱帯という膝の靱帯に付着する為、膝関節の柔軟性に大きな影響を与えます。

大腿四頭筋が硬くなり膝関節の柔軟性が低下すると、膝の曲げ伸ばしが困難になり、膝の動きに痛みが伴うようになります。

柔軟性を高める為にはストレッチが良いのですが、大腿四頭筋のストレッチ方法とは正座なのです。

正座とは大腿四頭筋のストレッチを習慣的に行う方法なのです。

正座をすると膝が悪くなるという証明はできませんが、正座は膝に良いという証明はできます。

どちらを信じるかは自由です。

ただし、当院で正座を指導した患者様にだけは、しっかり頑張って頂きたいと思います。

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアを誘発する原因として、骨盤(腸骨)の前傾があります。

腸骨が前傾すると、鼠径部が前に押し出される形でストレスがかかる為、鼠径ヘルニアが起こりやすくなります。

人体の構造として右側に肝臓がある為、押し出される形で右側の腸骨が後傾しやすく、それを補う形で左側の腸骨が前傾してバランスをとることが多いとされています。

その為、腰痛は右側に起こりやすく、鼠径ヘルニアは左側に起こりやすい傾向にあります。

これらの骨盤の前傾・後傾はカイロプラクティックで矯正可能です。

定期的に骨盤を矯正する事で、腰痛、鼠径ヘルニア、その他にも様々な症状を予防することができます。

目の奥の痛みの応急措置

目の奥の痛みは、頚板状筋や後頭下筋のトリガーポイントから発生する事が多く、トリガーポイントを治療する事によって、ほとんどのケースで改善が見られます。

頚板状筋は首の横側に付着している筋肉です。指先を首の横に当て、円を描くように揉みほぐしましょう。

右の目の奥が痛い場合は首の右側を、左の目の奥が痛い場合は首の左側をマッサージします。

押さえて痛いところを重点的にマッサージするとより効果的です。

首の横側を温シャワーで刺激するのも効果的です。

しっかり治したい人はトリガーポイント治療を受けてみて下さいね。

目の奥の痛みのトリガーポイント治療

目の奥に放散される痛み。

片側の目の奥のみに痛みが起こることが多く、病院では偏頭痛とか群発性頭痛とか言われます。

この目の奥の痛み、実は頚板状筋という首の筋肉にできたトリガーポイントから放散される痛みであることが多いんです。

実際に当院に目の奥の痛みを訴えて来られた患者さんのほとんどが、頚板状筋のトリガーポイント治療で回復されています。

ストレートネックの患者さんや、パソコンの画面を覗きこむような姿勢をとると、頚板状筋にトリガーポイントが発生しやすい傾向があります。

頚板状筋のトリガーポイント治療を行うと同時に、姿勢の矯正を行い、再発防止に努めましょう。

足が上がらない患者さんの治療

本日、急に左足が上がらなくなり、縁石も踏み越えられなくなったという患者さんが来院。

骨盤の動きをチェックしてみたところ、足を上げた時に左の腸骨の後下方へスライドする動きが制限されていました。

カイロプラクティック治療により左腸骨を前上方へ矯正したところ、矯正直後から足が上がるようになり、元気に歩いて帰られました。

このように、足が上がらないなどの股関節の問題は、骨盤にある仙腸関節の動きに制限があることが多いです。

解剖学的には動きの少ない関節ですが、動きが制限されると、股関節や腰に大きな不調が現れます。

カイロプラクティック治療により関節の動きが回復すると、大きく不調が改善されるのが特徴です。

やまべマッサージ 和歌山市

5/9(木)より

親交のある山部幹生先生が、和歌山市坂田にて「やまべマッサージ」をオープンされます。

専門学校時代から、按摩・マッサージ・指圧すべての実技成績で毎年学年トップだった先生です。

専門学校を卒業して9年。
満を持しての御開業になります。

私も先日、マッサージをして頂いたのですが、次元が違いました。

金額も60分3500円との事で、「それは技術に対して安すぎる」と止めたのですが、それ以上は受け取れ無いという、有り得ないくらい謙虚な先生です。

やまべマッサージ
和歌山市坂田670−1ー2F

TEL:073-472-2977(予約優先)

5/9(木)オープンです。
指圧・按摩がお好きな方、一度やまべ先生の技術を体感してみて下さい。

めまいの治療

筋肉内に発生したトリガーポイントは、日常生活でめまいを起こす原因となります。

特に、首の胸鎖乳突筋という筋肉にトリガーポイントが発生すると、平衡感覚が減退し、めまいが起こる原因となります。

胸鎖乳突筋は首の前面にあるすじばった目立つ筋肉で、指でつまむ事が出来ます。

指でつまんで痛みがあればトリガーポイントが発生しています。

胸鎖乳突筋全体を優しくつまんでほぐしていきましょう。

毎日続けて、胸鎖乳突筋の痛みが無くなると、めまいの症状は現れなくなります。

もちろん、トリガーポイント治療を受けると症状はスムーズに改善されます。

繊維筋痛症

原因不明の痛みに苦しむ繊維筋痛症。

この繊維筋痛症の痛みの原因は、実は筋肉に発生したトリガーポイントではないかと言われています。

筋肉内に発生したトリガーポイントは、筋肉から遠く離れた場所に痛みを起こします。

例えば、首の筋肉に発生したトリガーポイントが頭痛や手の痛みに起こしたり、背中に発生したトリガーポイントが腹痛や足の痛みを起こしたりします。

繊維筋痛症の痛みは、このトリガーポイントから起こる痛みではないかと言われています。

実際にほとんどの繊維筋痛症の患者さんにトリガーポイント治療が効果がある事がわかっています。