お腹の調子を整える治療

お腹の調子が悪いけど、病院では異常無し・・・

だけど、なんだかすっきりしない・・・

このような方は多いと思います。

私はカイロプラクティックやトリガーポイント治療で、病院ではわからない3つの観点からお腹の不調を整えています。

1、自律神経の問題(迷走神経、大内臓神経)

2、体性内臓反射の問題

3、猫背による内臓の圧迫

これらの問題はどれも病院では検査できません。

1の自律神経の問題は背骨の歪みが影響します。

胃の働きに関係のある大内臓神経は、胸椎5番〜10番の間から出る脊髄神経から成ります。この付近、特に胸椎4番から7番の歪みは胃の不調に大いに関係があります。

頸椎の歪みから迷走神経が圧迫されても胃に不調が現れます。この問題はカイロプラクティックで歪みを矯正することで解決します。

2の体性内臓反射の問題は、胃腸や横隔膜の反射区内にある筋肉にトリガーポイントが発生することによって起こります。

反射区内にできたトリガーポイントに鍼や指圧で刺激を与えることで、お腹の調子が良くなります。いわゆるツボですね。

3の猫背の問題も、カイロプラクティックやトリガーポイント治療の得意分野と言えます。

カイロプラクティックやトリガーポイント治療を組み合わせることで姿勢が大きく改善することが可能です。

お腹の調子が悪くて鍼灸院に行く人は現代では少数派ですが、昔は一般的でした。

通常はお腹が痛ければ病院で薬をもらうので良いと思います。しかし、病院で異常無しと言われる慢性的なお腹の不調は、ぜひ当院にご相談下さい。

パンクラス王者タクミ選手来院

NCM_0091.JPG

修斗世界王者岡崎選手につづき、パンクラス王者のタクミ選手に来院頂きました。

多くの一流選手の体のケアをさせて頂いて本当に有り難い限りです。

当然ながら患者さんの体は全て緊張感をもって治療してますが、日々厳しいトレーニングを積み、体一つを資本に戦うプロ選手の体のケア行うのは特に緊張します。

自分が足を引っ張らないよう、しっかりサポートしていければと思います。

骨盤の歪みチェック

20秒間、片足で立ってみて下さい。

右足と左足、バランスの悪い側がありませんでしたか?

自然に立った時、骨盤の状態は軽度に前方に傾くのが正常です。

しかし、骨盤(腸骨)に歪みが起こり、正常な状態より前方に傾けばバランスがとりづらくなってしまいます。

片足で立った時、バランスがとりづらい足側の骨盤(腸骨)は正常な骨盤の傾きより、前方に傾いている可能性があります。

骨盤(腸骨)の前傾の歪みは、股関節痛や腰痛、膝痛、猫背の原因となります。

骨盤の可動性は年齢とともに低下していきますので、早めに矯正しておきましょう。

肩こり解消の為に枕をやめましょう

肩こり全ての原因が枕にあるわけではありません。

しかし私が知る限り、肩こりを訴える全ての患者さんが枕をやめることによって、肩こりの軽減を実感されています。

頸椎の関節や首の筋肉は、頸椎が半径17cmのカーブを描く状態でリラックスできます。

しかし、枕に頭をのせると頸椎のカーブが消失し、頸椎の関節や首の筋肉がリラックスできない状態になります。

これが枕を使うと肩がこる原因です。

体を休める睡眠時にまで首に負担がかかっていては、肩がこるのも当然かもしれません。

患者さんから石川の方に枕専門外来があり、健康保険で枕を作ってくれる病院があると聞きましたが、枕を使わないだけで充分です。

しかし、枕やらタバコやらメタボやら・・・いろんな外来がありますね。医療費の負担は国民ですが・・・。

捻挫の治療

捻挫後の治療は正しく行わないと、いつまでたっても足首の痛みが治まらない原因となります。

足首の関節は、捻挫によって距骨が前外方へ、立方骨が上外方へズレてしまうことがよくあります。

関節のズレを整復せず放置し、テーピングやサポーターで固定し続けていると今度は、腓骨筋にトリガーポイントが発生し、慢性的な足首の痛みや足首の運動制限、シビレへと移行します。

捻挫をして3〜4日は患部をアイシングし、テーピングなどで足首を固定して安静にするのが良いですが、

炎症がある程度落ち着いた段階で、足首の整復と腓骨筋のトリガーポイント治療を行っておくと回復が早くなります。

歯の矯正はNG

カイロプラクティックは骨格の矯正を行いますが、それは、生まれた時の綺麗な関節の噛み合わせに戻しているのであって、主観的な理想の形に整えているわけではありません。

ウエストを細くするために、すでに正常な骨盤を閉めてくれといわれることもありますが、健康の観点からお断りしております。

もちろん、歪みによって開いた骨盤は、しっかり矯正致しますが・・・。

正常なドアの建て付けをいじるとドアが閉まらなくなりますよね?関節とはそういうもので、正常な関節をいじると、

今まで無かった関節運動の減少、痛み、神経の圧迫、姿勢の歪みなどが誘発されます。

歯の矯正も同じで、生まれもった歯の位置や方向をいじってしまうものです。

仕事柄、矯正の必要な方もおられるでしょうが、生まれもった歯列を矯正することでノイローゼになってしまう方も多いのも事実。

歯の矯正や歯を削るという行為はできることならしないのが無難です。

肘の痛みの治療

肘の内側が痛い、いわゆるゴルフ肘。

肘の外側が痛い、いわゆるテニス肘。

野球肘や柔道の背負い肘など他にも様々な名称がありますが、肘の内側が痛いか外側が痛いかで治療すべき筋肉や関節が異なります。

肘の外側が痛い場合は上トウ尺関節や前腕の伸筋群に問題があります。

肘の内側が痛い場合は腕尺関節と上腕三頭筋に問題があります。

関節の矯正、炎症の鎮静化、筋肉のトリガーポイントの除去を行うことで大抵の肘の痛みは解消されます。

乗り物酔いを治す

乗り物酔いは生まれもって個人差があり、治らないものと思われています。

しかし実際は、ある程度治療によって改善し、予防することができます。

例えば、首の胸鎖乳突筋という筋肉にトリガーポイントが発生すると平衡感覚が低下し、乗り物酔いが起こりやすくなります。

この筋肉にトリガーポイント治療を行うことで、乗り物酔いをある程度改善できます。

また、ストレートネックも乗り物酔いの大きな原因となります。

正常な頸椎は半径約17cmの前湾のカーブを有しますが、ストレートネックはこのカーブが消失した状態です。

正常なカーブがある頸椎は、竹のようにしなって車の振動を吸収しますが、棒のように硬くなった頸椎は振動が頭部へそのまま伝わります。

ストレートネックは揺れに弱く、乗り物酔いになりやすい首なのです。

ストレートネックの改善には、カイロプラクティックと多裂筋のトリガーポイント治療が有効です。

若い方で早ければ、週1で3ヵ月ほどの治療でストレートネックを改善することができます。

胸鎖乳突筋のトリガーポイント治療とストレートネックの治療を行うことで、多くの乗り物酔いは改善することができます。