目の奥の痛みのトリガーポイント治療

目の奥に放散される痛み。

片側の目の奥のみに痛みが起こることが多く、病院では偏頭痛とか群発性頭痛とか言われます。

この目の奥の痛み、実は頚板状筋という首の筋肉にできたトリガーポイントから放散される痛みであることが多いんです。

実際に当院に目の奥の痛みを訴えて来られた患者さんのほとんどが、頚板状筋のトリガーポイント治療で回復されています。

ストレートネックの患者さんや、パソコンの画面を覗きこむような姿勢をとると、頚板状筋にトリガーポイントが発生しやすい傾向があります。

頚板状筋のトリガーポイント治療を行うと同時に、姿勢の矯正を行い、再発防止に努めましょう。

足が上がらない患者さんの治療

本日、急に左足が上がらなくなり、縁石も踏み越えられなくなったという患者さんが来院。

骨盤の動きをチェックしてみたところ、足を上げた時に左の腸骨の後下方へスライドする動きが制限されていました。

カイロプラクティック治療により左腸骨を前上方へ矯正したところ、矯正直後から足が上がるようになり、元気に歩いて帰られました。

このように、足が上がらないなどの股関節の問題は、骨盤にある仙腸関節の動きに制限があることが多いです。

解剖学的には動きの少ない関節ですが、動きが制限されると、股関節や腰に大きな不調が現れます。

カイロプラクティック治療により関節の動きが回復すると、大きく不調が改善されるのが特徴です。

やまべマッサージ 和歌山市

5/9(木)より

親交のある山部幹生先生が、和歌山市坂田にて「やまべマッサージ」をオープンされます。

専門学校時代から、按摩・マッサージ・指圧すべての実技成績で毎年学年トップだった先生です。

専門学校を卒業して9年。
満を持しての御開業になります。

私も先日、マッサージをして頂いたのですが、次元が違いました。

金額も60分3500円との事で、「それは技術に対して安すぎる」と止めたのですが、それ以上は受け取れ無いという、有り得ないくらい謙虚な先生です。

やまべマッサージ
和歌山市坂田670−1ー2F

TEL:073-472-2977(予約優先)

5/9(木)オープンです。
指圧・按摩がお好きな方、一度やまべ先生の技術を体感してみて下さい。

めまいの治療

筋肉内に発生したトリガーポイントは、日常生活でめまいを起こす原因となります。

特に、首の胸鎖乳突筋という筋肉にトリガーポイントが発生すると、平衡感覚が減退し、めまいが起こる原因となります。

胸鎖乳突筋は首の前面にあるすじばった目立つ筋肉で、指でつまむ事が出来ます。

指でつまんで痛みがあればトリガーポイントが発生しています。

胸鎖乳突筋全体を優しくつまんでほぐしていきましょう。

毎日続けて、胸鎖乳突筋の痛みが無くなると、めまいの症状は現れなくなります。

もちろん、トリガーポイント治療を受けると症状はスムーズに改善されます。

繊維筋痛症

原因不明の痛みに苦しむ繊維筋痛症。

この繊維筋痛症の痛みの原因は、実は筋肉に発生したトリガーポイントではないかと言われています。

筋肉内に発生したトリガーポイントは、筋肉から遠く離れた場所に痛みを起こします。

例えば、首の筋肉に発生したトリガーポイントが頭痛や手の痛みに起こしたり、背中に発生したトリガーポイントが腹痛や足の痛みを起こしたりします。

繊維筋痛症の痛みは、このトリガーポイントから起こる痛みではないかと言われています。

実際にほとんどの繊維筋痛症の患者さんにトリガーポイント治療が効果がある事がわかっています。

手首の痛みの原因と治療

手首の痛みの原因は主に3パターンあります。

1つは手や指をよく使う人の場合。

前腕の筋肉に疲労がたまり、筋肉にトリガーポイントが発生して手首に痛みが起こります。

腱鞘炎もこのパターンに当たります。

前腕のトリガーポイントを治療することで手首の痛みは無くなります。

2つ目のパターンは、首の骨の歪みにより、腕の神経が圧迫されている場合。

この場合は、神経圧迫の影響で前腕の筋肉にもトリガーポイントが発生している為、

前腕の筋肉のトリガーポイント治療と首の骨のカイロプラクティック治療の両方が必要になります。

3つめは、手首の関節を構成する手根骨のズレ。

転んで手をついた時など、手首に強い力が掛かった時に起こりやすく、三角骨・月状骨・舟状骨にズレが生じやすい傾向にあります。

この場合は、これら3つの骨を矯正すると痛みは無くなります。

嚥下困難(食べ物が飲み込みづらい)に効くトリガーポイント

食べものを飲み込むときに働く筋肉、顎二腹筋。

この筋肉が咳などで疲労すると、筋肉内にトリガーポイントが発生し、食べ物が飲み込みづらくなります。

解決策は顎二腹筋にできたトリガーポイントを解消すること。

この筋肉は自分で触れるところにある為、自分で治療が可能です。

顎二腹筋は顎の裏にあります。
少しわかりにくいですが顎の裏の柔らかいところをまんべんなくマッサージしてみて下さい。

押さえて少し硬く、少し痛みのあるところがトリガーポイントですので、そこを特にしっかりほぐしてみて下さい。

毎日、続けてトリガーポイントが改善されれば、次第に飲み込みやすくなってきます。

まぶたが下がる(眼瞼下垂)の治療

「まぶたが急に開きにくくなった」と言って患者さんが来院されました。眼瞼下垂という症状です。

目の酷使から眼輪筋というまぶたを下げる筋肉に疲労がたまり、まぶたを上げる機能が低下することが原因で起こります。

疲労がたまった眼輪筋の筋肉内にはトリガーポイントが発生しています。

このトリガーポイントが治療によって解消されれば、眼輪筋の機能は回復し、まぶたは次第に上がるようになってきます。

ラルゴコーポレーション

セミナー関連でいつもお世話になっている社長さんに、当院に立ち寄って頂きました。ホームページを見たとの事。

ありがたいことです。

新しい医療機器をラルゴコーポレーションさんで発注できるよう仕事を頑張りたいですね。

ラルゴコーポレーション
 大阪府豊中市服部南町1ー7ー20
06ー6866ー3317

医療機器の販売をなさっています。医療関係の方はぜひ。

首が痛くて後ろにそらせない理由

首が痛くても後ろにそらせないという人、結構います。

首の痛みに加えて腕の痺れを訴える人も多々あり、病院では頚腕症候群、頚椎症、または胸郭出口症候群などと呼ばれます。

原因は何でしょうか?

多くの場合、問題となるのは、頸椎の後方変位に伴う椎間板の変形、及び椎間関節の可動性減少です。

首が後ろに反り返る為には頚椎は前方にスライドしていく動きをしなければなりません。

ところが、頚椎に後方変位があり、椎間関節の可動性の減少があると、頚椎が前方にスライドしていく動きができなくなります。

加えて、椎間板の変形や関節の不整列から、神経の通り道である椎間孔が狭小化し、神経根(脊髄神経)が圧迫され、痛みや痺れが起こります。

唯一の解決策は、カイロプラクティックで頚椎の後方変位を矯正し、頚椎の前方へスライドする動きを改善させることです。

頚椎の後方変位が矯正されることにより、椎間関節の動きがスムーズになるだけでなく、神経根の圧迫による痛みや痺れも無くなります。

ただ、一度に症状が回復するものではなく、変形した椎間板が安定するまで矯正を行う必要があります。

当然、頚椎の後方変位が起こっていた期間が長ければ長いほど椎間板の変形は進む為、早期回復の為にはできるだけ早めに治療を受けることが大切です。