大阪市でトリガーポイント治療ならたけしま鍼灸院。トリガーポイント療法とカイロプラクティックで病院ではわからない体のあらゆる痛みを解決します。

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トリガーポイント治療(療法)とは?

triggerpoint

トリガーポイントとは何か?


トリガーポイントとは筋肉に発生する、押さえると痛い圧痛点であり、いわば、「コリ」です。
この「コリ」が強くなると、筋肉だけでなく、体の至るところに痛みが起こります。

痛みは頭痛として現れたり、骨や関節、内臓にまで及び、整形外科や内科でも、しばしば、原因不明の痛みとして処理されてしまします。

この痛みは、トリガーポイントの関連痛と呼ばれるもので、トリガーポイント(コリ)を、沈静化することによってのみ、解消できます。

例えば、肩のトリガーポイントが原因で頭痛が起こっている場合、病院で頭を検査しても、何の異常も見つかりません。

足のトリガーポイントが原因で腹痛が起こっている場合、内臓を検査しても何の異常も見つかりません。

本人はつらいのに、検査では異常は見つからない為、ひどい場合には精神病のレッテルを貼られることさえあります。

しかし、これらは、トリガーポイントを沈静化することによって改善される問題がほとんどなのです。

原因不明の神経痛なども、トリガーポイントを沈静化すると改善されるケースがたくさんあります。

現代の医療技術はレントゲンやCT、MRI、エコーなど画像技術が格段に進歩し、診断の正確性が飛躍的に向上しました。

しかし、その影で失われたこともあります。

それは、「患者さんを触る」という、診察のもっとも基本的な「触診」という技術です。

最近では患者さんの体をほとんど触らず、徒手検査も無しに、レントゲンにすぐにまわす病院も非常に多いです。しかし、トリガーポイントはレントゲンやMRIでは写りません。結果、上記のような原因不明の痛みで悩む患者さんが増えています。

トリガーポイント治療とは、高度に進歩した現代医療の落とし穴を埋めるピースとなる存在であると思います。

トリガーポイント治療の歴史


体を治す為に筋肉の痛い部分(コリ)をマッサージするという治療は紀元前400年にポクラテスの時代から行われていたという記録が残っています。

筋肉の圧痛部位による治療は、古く鍼灸など伝統医学の古典書にも論述されています。(経穴とトリガーポイントの発生しやすい部位にはなんと8割の一致が見られています)

古くから筋肉の圧痛点(トリガーポイント)に対して、治療が行われてきましたが、近代において、解剖と臨床によってその理論を詳細にまとめ上げた、ジャネット・トラベル博士の功績は量り知れません。

ジャネット・トラベル博士は内科医の立場ながら、筋肉に発生したトリガーポイントが体に様々な症状を起こすことを発見し、1956年、当時、誰にも治すことができなかった、ジョンFケネディの背部痛を改善することに成功します。

その後、トラベル博士は1961年〜1969年のジョンFケネディ大統領、リンドンBジョンソン大統領政権下で、ホワイトハウス付きの医師として活動し、退任後も一層、トリガーポイントの研究に打ち込みました。

1983年にジャネット・トラベル博士が同じく研究者のサイモンズ博士とともに出版した「トリガーポイント・マニュアル」は、現在のトリガーポイント治療の基礎をつくり、多くのトリガーポイント治療家が、この本を参考に治療を行っています。

当院もこの「トリガーポイント・マニュアル」に基いて、治療を行う治療院の一つです。

現在、トリガーポイント治療は、日本においては、まだまだ一般に浸透しているとは言い難い状態です。

しかし、遅ればせながらTVの医療番組でトリガーポイント治療が特集されるなど、メディアへの露出も徐々に増えてきています。

今後、トリガーポイント治療を行う病院や治療院も徐々に増えていくのではないかと思います。

トリガーポイント治療はどのように行うのか?


トリガーポイント治療は、当初、筋肉に発生したトリガーポイントにプロカイン(麻酔薬)を注射することによって治療を行ってきました。

ペインクリニックなどでは今でもこの方法が行われています。

しかし、後の研究によって、トリガーポイントの改善はプロカイン(麻酔薬)によってではなく、注射針の刺入による刺激によって起こっていることがわかりました。

それによって現在、注射針ではなく、鍼灸の鍼でトリガーポイントを刺激する治療が広まりつつあります。ペインクリニックでのトリガーポイント注射と、鍼灸院でのトリガーポイント鍼治療のそれぞれのメリット、デメリットを以下に並べてみます。

ペインクリニックのトリガーポイント注射

メリット
麻酔薬を注射するのでギックリ腰など急性の痛みに即効性が高い。
デメリット
麻酔薬の副作用があるので、すべてのトリガーポイントをまとめて治療できない。

鍼灸院のトリガーポイント鍼治療

メリット
副作用がない為すべてのトリガーポイントを治療できるので改善の難しい慢性痛にも効果が高い
デメリット
麻酔薬を使わない分ギックリ腰など急性の痛みの場合は即効性でやや劣る。

使い分けのポイントは、激しい痛みの軽減には、ペインクリニックのトリガーポイント注射で、症状の根本的な改善には鍼灸院のトリガーポイント鍼治療で良いと思います。

トリガーポイント治療で効果のある症状

トリガーポイントは痛みの改善のみならず、
・自律神経の改善
・末梢神経の圧迫症状(痛み、シビレ、知覚鈍麻などの感覚異常、筋力低下、麻痺)の改善
・柔軟性の改善
・姿勢の改善
・内臓や生殖器の機能改善
・むくみなど血流、リンパの改善
・コリや慢性疲労の改善
に効果があります。逆に改善の難しい症状として、
・脳、脊髄など中枢神経の障害
・ウィルス性の疾患
・打撲
が挙げられます。
ただし、脳梗塞後のリハビリや関節拘縮の改善には非常に効果があります。

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