TPP参加で大きく影響を受けるものとして農業の他に医療制度があげられます。
具体的には国民皆保険制度から民間の任意保険へ切り替えが行われる可能性が高いと言われています。
これは富裕層を除いてはとても不利な切り替えとも言えます。
個人的には、保険の取扱いが民間になる事で、保険で鍼灸やカイロプラクティック施術ができる可能性があり、
今の保険制度の悪用や、医療機関が元気なお年寄りのサロンと化してることによってここ十数年で爆発的に財政を圧迫している事実を考えても全面的に反対というわけではないです。
しかし国益を考えると、アメリカの保険会社が一人勝ちしてしまうであろう状況はとても見過ごせるものではありません。(おそらくそれが今回アメリカが要求する手土産なのでしょうが・・・)
国民皆医療制度の崩壊は自民党政権にとっても死活問題ですし、どこで折り合いをつけるのか・・・今からとても心配です。