太ももの裏にあるハムストリングという筋肉は硬くなると股関節の動きを制限するだけでなく、慢性的な腰痛や膝痛、さらには猫背など姿勢の悪化の原因にもなる非常に厄介な筋肉です。
なので、他の筋肉のストレッチはしなくても、この筋肉だけは硬くならないようにしっかり柔らかくしておくことが体調管理の面で非常に重要です。
それではストレッチのやり方を説明します。
ストレッチは必ず痛みを感じない範囲で優しくおこなって下さい。
1、受け手は、あお向けで寝て膝を伸ばしたまま足を上げます
2、協力者は、写真のように肩で足を支え、ストレッチを助けます。
3、受け手は3秒間、膝を伸ばしたまま足を蹴り降ろすように力を入れます。協力者は肩で足をしっかり支え、動かないように踏ん張ります。
4、3秒間たったら一気に脱力して下さい。
5、これだけで最大可動域が広がります。再度、可動域の限界までストレッチして下さい。これを3セットおこないます。
これまでの手順で、足の可動域に顕著な左右差のある人は、骨盤の仙腸関節というところに歪みがあります。
仙腸関節の歪みは腰痛、膝痛、生理不順など様々な体の不調の原因となります。気になる方はたけしま鍼灸院に矯正にいらして下さい。
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