肩関節は非常に広い関節可動域をもつ関節です。
その為、体の他の関節と比べて関節が脱臼しやすい構造になっています。
肩関節の関節面は前下方を向いている為、腕の重みで常に脱臼する方向にストレスがかかっています。
その為、脱臼までいかなくても、腕の重みで肩関節が前下方に変位していることが非常に多いのです。
特に、重い荷物を持つ人や手さげ鞄をもつ手に多い傾向にあります。
肩関節の亜脱臼は、軽度であれば、ほとんど痛みはありません。しかし、そこから五十肩などにつながるおそれがあります。
変位が強くなると、痛みや運動制限が強くなります。
早めに矯正しておきましょう。