なぜ、くしゃみをしただけで、ぎっくり腰になってしまうのでしょう。
意外と思われるかもしれませんが、くしゃみの時に椎間板へかかる圧力はかなり強いのです。
それに加えて、腰が曲がった中途半端な姿勢をとっていたり、重い物を持っていたりすると椎間板への圧力はさらに強いものになります。
状況によっては、単なるぎっくり腰にとどまらず、椎間板ヘルニアを発症してしまうことさえもあるのです。
くしゃみをする時に息を吐き出す筋肉である腰方形筋の緊張もぎっくり腰の主要な原因となります。
くしゃみ程度・・・ではなくてむしろ、くしゃみは注意すべきぎっくり腰の要因なのです。
くしゃみをする時は姿勢に気をつけて、荷物を置いてリラックスした状態でするようにしてください。壁や机にもたれてリラックスしても腰への負担を減らせます。
背骨の歪みがあったり腰方形筋の柔軟性が低下しているとぎっくり腰を起こしやすくなるので、しっかり治療を受けて、ぎっくり腰を予防するようにしましょう。